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2026/09/15 08:45

【米ビルボード・ソング・チャート】エラ・ラングレー「チュージン・テキサス」通算22週1位、「恋人たちのクリスマス」歴代最長首位記録にタイ

 今週(2026年9月19日付)の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”は、エラ・ラングレーの「チュージン・テキサス」が通算22週目の首位を獲得し、史上首位最長タイ記録を達成。TOP10には、新たにカロルGの「BbY WOW with フデリン&ルソウスキー」がランクインした。

 2025年10月にリリースされたエラ・ラングレーの「チュージン・テキサス」は、同年11月1日付のチャートで初登場し、今年の1月10日付でTOP10入りした後、2月14日付で1位に到達。以降5回の首位奪還をして、今週で通算22週目に記録を更新した。

 1958年8月に集計が始まったソング・チャート“Hot 100”史上、22週の首位を記録したのは、マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」に続く2曲目の快挙で、同率の首位最長記録を達成した。

・22週:マライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」(2019~26年)
・22週:エラ・ラングレー「チュージン・テキサス」(2026年)
・19週:シャブージー「ア・バー・ソング(ティプシー)」(2024年)
・19週:リル・ナズ・X 「オールド・タウン・ロード(feat. ビリー・レイ・サイラス)」(2019年)

 なお、マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」(1994年リリース)は、2019年に初めて1位を獲得してから、ホリデー・シーズンを迎えるたびに毎年首位を獲得し続けていて、今年もその季節が巡ってくればさらに記録を伸ばす可能性がある。

 22週目の首位を獲得した「チュージン・テキサス」は、今週の集計期間(9月4日~9月10日)に公式ストリーミング再生数が2,400万回(2%減)、ラジオのオーディエンス・インプレッション数が5,690万回(2%減)、セールスは6,000(16%減)を記録した。

 最高4位を記録したエアプレイ・チャートでは、先週の5位から6位に順位を下げたが、ストリーミング・ソング・チャートでは通算22週目の首位をキープ。デジタル・ソング・セールス・チャートでも、前週の4位から1位に上昇して、首位獲得記録を通算17週目に更新した。

 さらに、カントリー・ソング・チャートでは通算40週目の1位を獲得して、首位獲得週が40週を超えた3曲目のタイトルとなった。最長記録は2017年から2018年にかけて50週を達成したフロリダ・ジョージア・ライン&ビービー・レクサの「メント・トゥ・ビー」で、それに続くのが2024年から2025年にかけて45週を記録したシャブージーの「ア・バー・ソング(ティプシー)」となっている。

 「チュージン・テキサス」は、今年の2月から3月にかけてカントリー・エアプレイ・チャートでも3週間首位を獲得していて、ジャンルを超えたクロスオーバー・ヒットとなり、アダルト・ポップ・エアプレイ、ポップ・エアプレイ、アダルト・コンテンポラリーの各チャートでもTOP10にランクインし続けている。

 エラ・ラングレーに続き、ステラ・レフティの「ボストン」も現時点での最高位となる2位をキープ。6月20~27日付の2週連続で1位を獲得したテイラー・スウィフトの「アイ・ニュー・イット・アイ・ニュー・ユー」も先週に続き3位にランクインして、エアプレイ・チャートでは4週目の首位を獲得した(ラジオのオーディエンス・インプレッション数は6,460万回/13%減)。

 また、モーガン・ウォーレンの「ビーン・バイ・ナウ」(最高2位)が前週の5位から4位に上昇し、再びTOP4をカントリー・ソングが独占した。カントリー・ソングが「1位から3位」「1位から4位」「1位から5位」のいずれかを独占したのは、今週を含めて通算15回(週)あり、そのうちの11回が今年の7月から9月に集中している。なお、残りの4回も2023年から2025年にかけて記録していて、近年のストリーミングにおけるカントリー人気の拡大を物語っている。

 先週4位にランクインしていたアリアナ・グランデの「ヘイト・ザット・アイ・メイド・ユー・ラヴ・ミー」(最高1位)は今週5位にワンランクダウンして、テーム・インパラ&ジェニーの「ドラキュラ」(最高5位)は6位をキープ。ダンス/エレクトロニック・ソング・チャートでは通算36週目、ロック&オルタナティブ・ソング・チャートでは18週目の首位を獲得した。

 オリヴィア・ディーンの「ソー・イージー(トゥ・フォール・イン・ラヴ)」(最高5位)は7位、「マン・アイ・ニード」(最高2位)も8位をそれぞれキープして、今週もTOP10に2曲をランクインさせた。エラ・ラングレーの「ビー・ハー」(最高2位)は、前週の10位から9位に順位を上げている。

 10位には、新たにカロルG、フデリン、ルソウスキーによるコラボレーション「BbY WOW」がランクインして、カロルGは2023年3月に最高7位を記録したシャキーラとのコラボ曲「TQG」に続く2曲目、フデリンとルソウスキーは、両者初のHot 100ランクインにして初のTOP10入りを果たした。

 今週の集計週には、公式ストリーミング再生数が1,340万回(14%増)、ラジオのオーディエンス・インプレッション数が380万回(78%増)にそれぞれ数字を伸ばしている。

 「BbY WOW」は、今年8月にリリースされたカロルGのアルバム『No Me Arrepiento de Sentir Tanto』に収録されている曲で、本作は8月22日付のアルバム・チャート“Billboard 200”で8位、ラテン・アルバム・チャートでは1位を記録した。

 同曲は、世界200以上の地域で集計されるグローバル・チャート “Global 200”と、米国のデータを除外した“Global Excl. U.S.”では、先週のチャートでそれぞれ1位を獲得している。


Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは9月17日以降掲載予定となります。

◎【Hot 100】トップ10
1位「チュージン・テキサス」エラ・ラングレー
2位「ボストン」ステラ・レフティ
3位「アイ・ニュー・イット・アイ・ニュー・ユー」テイラー・スウィフト
4位「ビーン・バイ・ナウ」モーガン・ウォーレン
5位「ヘイト・ザット・アイ・メイド・ユー・ラヴ・ミー」アリアナ・グランデ
6位「ドラキュラ」テーム・インパラ&ジェニー
7位「ソー・イージー(トゥ・フォール・イン・ラヴ)」オリヴィア・ディーン
8位「マン・アイ・ニード」オリヴィア・ディーン
9位「ビー・ハー」エラ・ラングレー
10位「BbY WOW」カロルG with フデリン、ルソウスキー